※2023年度より募集定員変更予定
食事とは、「栄養を摂ること」だけではありません。「健康の維持・増進」「心豊かに生きる」「人と人をつなぐ」これらすべてに関わる大切な時間。自らが身につけた知識と技術で、多くの人々のライフステージに合わせ健康と豊かな生活をサポートしていく栄養士に。
短期大学士 (栄養学)
受託給食会社、小学校、中学校、保育所、幼稚園、認定こども園
病院、老人福祉施設、食品メーカー
※フリックで横スクロールします
ICT教育
本学科では電子教科書を活用したICT教育を導入しています。学修支援システムとして、WEB上での情報発信、資料の配布などさまざまな活用方法があります。教科書や資料にはマーカーを引いたり、メモを書き込んだりと多様な使い方ができ、持ち運びも便利です。ICT教育により学生の能動的な学びを支援し、学修効果の向上が期待できます。
食品・食材に含まれる成分の特徴を知り、主な食材を食品群として分類し、栄養成分の含有量や、特徴的な成分、健康への影響について学びます。
栄養を口から摂取することの重要性を理解するとともに、嚥下障害に応じた食事形態・対応法等の実際を学びます。
また、口腔の機能及び口腔の疾患、全身疾患との関連、口腔ケアの意義や実際についての基礎知識を修得します。
体の中でアレルギーが引き起こすさまざまな症状を理解したうえで、食物アレルギー患者の栄養摂取における問題点や実際の対応方法の修得を目指していきます。
アスリートにとってコンディションの維持や競技力向上を目指すうえで、「栄養学」は欠かせない要素の一つです。本科目では、スポーツにおける栄養・食事摂取の重要性を正しく理解するとともに、競技別における食事の実践方法についても学びます。
加工食品をうまく利用して健全な食生活を営むために、正しい知識や新しい情報を学びます。食品の貯蔵・加工・保存方法とそれに伴う成分変化について理解を深めるとともに、食品の変質防止に関する方法についても学びます。
食品添加物や微生物の試験法について学ぶとともに、衛生管理に必要となる簡易検査や手洗い法を確認する実験を行います。また、化学物質の安全性評価についての知識を深めるために微生物を使った試験も行います。
食育には、食指導教育、食健康教育、食農教育があります。栄養学的視点を基本とし、多面的に食育について捉え、子どもに対する食育実践の方法について理解を深めます。
妊娠・授乳期、乳児期、幼児期、成長期、成人期、高齢期の各ステージにおける身体的・生理的特性と、栄養状態・食生活の特徴、栄養・食事補給を学びます。各ステージに応じた栄養管理を行ううえでの知識を活かした調理実習を実施し、実践力も養っていきます。
栄養士は給食管理・栄養食事指導を行うため、企画力が求められます。献立作成に限らず食材発注から下準備、調理業務、料理の提供まですべての工程を行います。
栄養士は養成校を卒業すると得られる資格。栄養士の資格を取得後に3年の実務経験を経て、管理栄養士の国家試験を受験することも可能です。
本学科では、栄養に関する知識を広く学ぶとともに、実際に調理を行う授業をより多くカリキュラムに取り入れています。
2年間の充実した学内実習を通して実践型の栄養士に必要な調理技術を身につけていきます。
地域ならではの食材を使用したり、季節に合わせた料理を作ったり、日常食だけではなく、さまざまな食文化について実際に調理しながら学びます。
基本的な調理技術のみならず、献立作成や材料購入計画、テーブルコーディネートなど、栄養士として調理現場で求められる幅広い技術を身につけます。
教員から直接アドバイスをもらいながら、調理方法や盛り付け、配膳などの技術を高めます。
完成した料理はみんなで試食し、反省点を次の実習に活かしていきます。
グループごとに献立を作成し、発注から当日の調理の流れなど、計画全てを学生が主体的に考えます。
衛生管理のため、野菜などは流水で3回以上水洗いします。
食中毒をおこさないために、加熱温度をこまめに確認し、記録します。
実際に100食以上の食事を作ることで、大量調理の方法や衛生管理、配膳の方法など、実践を通して学びます。
スチームコンベクションオーブンや回転釜などの調理機材を使いこなすことで、大量調理でも効率よく作業を進めることができます。
できあがった給食は学生同士で検食し、味や見た目などを細かく評価します。
専任教員と学生総合支援センターが連携し学生一人ひとりにきめ細やかなサポートができる体制を整えています。学生は本学科で過ごした2年間で培った栄養の知識や技術を活かすため、各々が自分の力を発揮できる就職先を選び、次のステージヘと進んでいます。
採用の決め手となる面接の指導を学生一人ひとりに丁寧に行っています。自己PRや志望動機などの受け答えの練習をして本番に臨みます。
内定者が実際の就職活動の流れと内定に至るまでの経緯を発表します。先輩の体験談やアドバイスを聞いて、就職活動に向け意識を高めます。
さまざまな職種・企業の方から具体的な栄養士の仕事内容を紹介していただきます。自分が目指す栄養士像を再確認する機会になります。
学内に企業の方をお呼びして会社概要や仕事内容を説明していただく機会を設けています。ガイダンスに参加することにより、採用に関する有益な情報を収集することができます。
本学科を卒業し、栄養士として3年以上の実務経験を積むと、管理栄養士の国家試験を受験することができます。国家試験の勉強は独学では理解が難しい内容もあり、栄養士として働きながら試験対策に臨むのは容易ではありません。本学科では、スキルアップのために管理栄養士を目指す卒業生の一助となるように、専任教員による管理栄養士国家試験対策講座を開講しており、無料で受講することができます。