仙台青葉学院短期大学

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2020-09-23

  • こども

【教員コラム】こども学科 教授 小野瀬剛志

私は、環境教育を中心に保育のイメージを広げられるような研究・教育活動を行っています。


たとえば、みなさんは、企業や教育機関で取り組まれ始めた「SDGs」(エス・ディー・ジーズ)という言葉をお聞きになったことはありますか?

SDGsは、日本語にすると「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」ですが、Developmentを「発展」と訳すと、自然環境や社会経済を維持しながら人間の生活をよりよいものにしていくというイメージになると思います。  


このようなことが言われる背景には、「このままでは人間の生活や自然環境が維持できないのではないか」という危機意識があります。

環境問題、戦争、貧困など、具体的な課題は多岐にわたります。

こうした問題の解決は、複雑すぎて幼児教育や保育とは関係ないように思うかもしれません。


SDGsの目標の1つには「質の高い教育をみんなに」という目標があります。

どのような家庭環境にある子どもにも質の高い保育を提供することは保育者の重要な役割です。

また、子ども達は、周囲の友達や自然と関わりあいを持ちながら成長します。

こうした経験は、環境問題という複雑な課題を他者と協力しながら解決していくための基礎となります。  


担当科目:幼児と環境、保育内容の指導法(環境)、保育・教職実践演習(幼稚園)、保育原理等

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