私は整形外科の臨床現場で理学療法士として13年間勤務しておりました。理学療法の治療において身体構造や身体にかかる運動負荷をより深く学ぶため、臨床で勤務しながら札幌医科大学大学院に進学し、ご献体を対象とした解剖・生体工学研究を行いました。その見識は臨床現場での患者さんの治療に活かし、研究成果は国内外の学会や論文で報告してきました。
整形外科での臨床経験と大学院での研究成果を活かして、現在は教員として歩み始め、医療従事者を目指す本学学生の教育に努めております。また、札幌医科大学医学部に訪問研究員として所属し、ご献体を対象とした解剖・生体工学研究を継続しております。
担当科目:解剖学実習、運動学実習、臨床能力演習、運動療法基礎理論等