2020-11-12
〜作業療法士を目指す学生の「自分から積極的に学ぶ」を支える〜
高校生の皆さんは,自分から積極的になにかに取り組んだことはありますか?この「自分から積極的に取り組む」ことは、理想の作業療法士を目指す上で大切な要素になります。 作業療法士になるためのカリキュラムの中には、大学内で行う科目だけでなく、実際に障害をもった方がリハビリをしている病院や施設に出向き、対象者との接し方や支援の方法を学ぶ「臨床実習」があります。 臨床実習では、教えてもらうのを待つだけでなく、自分から積極的に学ぶ姿勢が求められます。しかし、教員から離れて行う実習は,不安や緊張から、なかなか積極的になれないこともあります。そのような状況でも、「どうすれば自分から積極的に学ぶことができるのか?」について、私は研究をしています。担当している精神障害領域の授業に加え、この研究の成果を活用しながら、学生の学びをサポートしています。
担当科目:精神機能作業療法評価学実習、日常生活活動学、臨床作業療法演習Ⅰ等