2023年度 Seiyo-USR
高齢者との交流
高齢者 × 看護学科
参加高齢者は若い学生と会話することを楽しみにしていることもあり、学生が高齢者との交流を通してコミュニケーション力向上、また、高齢者の健康管理としての血圧測定を通して、本学を地域に理解いただく良い機会となりました。
被災高齢者の交流支援
被災高齢者 × 看護学科
ボランティアサークルの学生と共に、年2回スケジュールを調整し、災害復興住宅の集会所等において交流支援を行っています。
内容は主に、血圧測定、マッサージ、笑いヨガ、ストレス対処能力を高めるワークショップとしてもの作り(キムチ作り)です。
1回目 | 実施日/令和5年12月27日(水)9:00~17:00 参加者/看護学科2年5名、教員5名、被災高齢者・家族14名 |
---|---|
2回目 | 実施日/令和6年3月21日(木)9:00~17:00 参加者/看護学科1年1名、2年3名、教員3名、被災高齢者・家族12名 |
血圧測定の後、恒例のキムチ作りで楽しく交流しました。
またまた美味しいキムチが出来上がりました!!
この活動は2016年12月に始まり、2017年度よりSeiyo-USR 事業として継続しています。
震災後うつり行く人とのつながりを支える活動にもなっています。
被災地域住民の介護予防教室およびフレイル調査
介護予防教室 × リハビリテーション学科
介護予防のための健康教室を開催しました。
高齢化に伴う体力の低下と認知機能の低下を予防すべく、活動に取り組んでおります。
健康意識の高い高齢者が心身ともに健康に暮らせるよう継続して支援をしていきます。
卒後教育プログラム
卒業生 × リハビリテーション学科
この卒後研修会は本学リハビリテーション学科理学療法学専攻の卒業生、1年目を対象に実施しました。
各専門領域のスペシャリストである理学療法士に講師をお願いし、臨床応用できる知識、技術など在学時には学べなかった専門性の高い内容について学ぶことができました。
これをきっかけに生涯学習、自己研鑽につなげていっていただくことを願っています。
地域スポーツ活動支援としての「サッカー検診」
サッカー検診 × リハビリテーション学科
宮城県におけるジュニアユース年代のサッカークラブチームと中学校サッカー部の計3チーム(延べ70名)へサッカー競技における障害予防を目的とした「サッカー検診」を実施しました。
参加した学生は、学内で学んだ検査・測定を実施できる貴重な機会となり、また同じ年代の対象でも成長期による身体特性の違いを肌で感じることができました。
休日の親子のあそび場づくり支援
社会的課題解決型事業 × こども学科
親子の休日の遊び場づくりを目的に活動を行っているボランティア団体「いざ あそび場へ!」と事業連携し、こども学科の学生がプレイリーダーとして活動しました。
参加した保護者からは「学生がこどもと一緒になって沢山遊んでくれるので毎回楽しく参加している。」、「親もこどもと一緒に運動(スポーツ)を楽しむことが出来るのでとても有難い。」、「親子ともに休日の運動不足を解消できる、今後も継続して開催して欲しい。」などの感想が多数あがりました。
バディウォーク2023in仙台へのボランティア協力事業
バディウォーク2023in仙台 × こども学科
『バディウォーク』とは、全米ダウン症協会が啓蒙活動の一環として始めた「ダウン症のある人と一緒に歩く、世界的なチャリティーウォーキングイベント」です。
昨年度に引き続き、本校から27名の学生がボランティアとして参加しました。
担当した遊び場ブースや記念写真ブース、また手作りで300個準備した折り紙メダルなどはイベント参加者にも大変喜ばれ、私たちも楽しい時間を過ごすことができました。
このような活動を通して、保育者としての資質を高めていくことはもちろんのこと、これからも多くの方々とコミュニケーションを図りながら地域の活性に取り組んでいきたいと思います。
石巻市網地島で生活する子ども達への遊びの提供と高齢者施設でのボランティア活動
石巻市網地島 × こども学科
本活動は、石巻網地島で生活する子ども達や高齢者に遊びやレクリエーションを提供し、過疎化・高齢化が進行する網地島の地域活性を目的とするボランティア活動です。
今回は社会福祉ゼミに所属する2年生11名が参加し、現地の子ども達と高齢者施設に提供する壁面を作成しました。この共同作業を通じてコミュニケーションを図り、互いに交流を図ることができました。
高齢者施設には作成した壁面を送り届け、施設の職員からは「若者が極端に少ない島内に青少年が関わってくれることは本当に喜ばしい。施設入所者も楽しい時間を過ごしたようだ。」との感想をいただき、充実した時間となりました。
その他、地域の方々とも様々なレクリエーションを通して関わり、現地島民と本学生との繋がりを構築することができました。
令和5年度 歯と口の健康週間・市民のつどい特設サイト動画制作
歯と口の健康週間・市民のつどい × 歯科衛生学科
歯の衛生週間(6月4日~10日)に合わせ、仙台市のホームページ「仙台市歯と口の健康週間・市民のつどい特設サイト」へ「乳幼児期からむし歯予防(年齢に応じたフッ化物利用)」の動画を作成し、啓発活動を行いました。
多くの視聴があり、仙台市民に対して歯と口の健康に関する正しい知識の普及を行うことができました。
本事業は仙台市の歯と健康づくり計画の事業の一つです。
宮城県におけるベジプラス100&塩eco推進活動
地域理解および地域住民の健康づくり支援 × 栄養学科
宮城県では、生活習慣病予防の観点から「減塩!あと3g」、「野菜!あと100g」を掲げ、「みやぎベジプラスメニュー」と題した食環境整備をすすめる事業を推進しています。
そこで、本学栄養学科では地域理解および地域住民の健康づくり支援を目的として、2グループがレシピの考案に挑戦しました。
残念ながら商品化メニューへの選出は叶いませんでしたが、本活動を通して地域理解のほか、減塩や野菜摂取の工夫に関して知識を深めることができました。
今回得た経験と知識を活かし地域の健康づくりへ貢献できるよう引き続き尽力して参ります。
地域における食を通じた健康づくり支援活動
若林区役所×東六郷・東部かあちゃん’ず × 栄養学科
若林区六郷地区で活動する「東六郷・東部かあちゃん’ず」と若林区家庭健康課の保健師・管理栄養士と連携し、食の面から地域住民の健康づくりを支援しました。
2023年度は、冬野菜である「仙台白菜」を用いた健康レシピの開発や、地域の小学生を対象とした親子料理教室の運営に携わりました。
仙台白菜を用いたレシピは、「六郷健康レシピ」や「六郷健康通信」に掲載され、六郷地区のスーパーに配架されたほか、若林区のホームページでも閲覧することができます。
臨床実習関連病院の研究活動支援
臨床実習関連病院 × リハビリテーション学科
臨床実習関連病院の臨床実習指導者に対して、臨床研究や研究計画の立て方などについて大学教員のノウハウを教授すべく、研究支援活動をスタートしました。
今後、リハビリ対象者の治療効果判定などについて科学的に検証できるよう支援していきます。
育児支援教室 わかばのもり
育児支援教室 × 看護学科・リハビリテーション学科・中央キャンパス事務
2023年度は、仙台市主催「みんなで子育てフェスタ」や「せいよう祭」への出展、児童館での「パパ・ママサロン」開催などを通じた育児支援活動を行いました。
活動では、育児や子育てに関する知識普及や交流促進による育児不安の軽減、孤立防止に努めています。
また、教室開催中は託児を行うなどして参加者の皆さまがリフレッシュできる機会を提供しています。
学科・キャンパスを越えて、教職員・学生たちで力を合わせて活動しています。
今後もSeiyoの資源を活かし、育児・子育て支援を通じた地域貢献活動を続けていきたいと思います。
楽天野球団救護室ボランティア活動
楽天野球団 × 看護学科
事業概要 | 公式戦日程のうち、土曜日開催(9回)の早番(3.5時間)を活動対象枠とし、医療系学科の教員および学生を募集し実施しました。 |
---|---|
実績 | 実施期間:令和 5 年 6月 10日 ~ 令和 5年 10月 7日 教員14名(看護8、リハ3,救急3)学生10名(看護6,リハ4)が参加しました。 救護室利用者は約40名で、熱中症、体調不良、打球打撲裂傷等の救護に対応しました。 教員・学生ともに良い経験となり、楽天野球団からも継続の希望がありました。 |