2024年度 Seiyo-USR

休日の親子のあそび場づくり支援

社会的課題解決型事業 × こども学科

親子の休日の遊び場づくりを目的に活動を行っているボランティア団体「いざ あそび場へ!」と事業連携し、こども学科の学生がプレイリーダーとして活動しました。
参加した保護者からは「学生がこどもと一緒になって沢山遊んでくれるので毎回楽しく参加している。」、「親もこどもと一緒に運動(スポーツ)を楽しむことが出来るのでとても有難い。」、「親子ともに休日の運動不足を解消できる、今後も継続して開催して欲しい。」などの感想が多数あがりました。

石巻市網地島で生活する子ども達への遊びの提供と高齢者施設でのボランティア活動

石巻市網地島 × こども学科

本活動は、石巻網地島で生活する子ども達や高齢者に遊びやレクリエーションを提供し、過疎化・高齢化が進行する網地島の地域活性を目的とするボランティア活動です。昨年度に続き、こども学科社会福祉ゼミに所属する2年生10名が石巻市網地島の高齢者施設に赴いて活動してきました。
高齢者施設には来年の干支であるヘビと縁起の良い富士山の壁画を島の子どもと一緒に製作し、贈呈しました。他にも童謡2曲を披露すると、懐かしさと嬉しさで涙を流す施設利用者もおり、感動的な雰囲気に包まれました。
島の児童とも海遊びや食事を共にして、短時間ながら親密な関係をつくることができ、帰船する際はとても名残おしかったです。
様々な方と触れ合いを通して、人間性を高める活動となりました。

バディウォーク2024 in 仙台へのボランティア協力事業

バディウォーク2024 in 仙台 × こども学科

『バディウォーク』とは、全米ダウン症協会が啓蒙活動の一環として始めた「ダウン症のある人と一緒に歩く、世界的なチャリティーウォーキングイベント」です。
昨年度に引き続き、当日は本校から27名の学生がボランティアとして参加しました。
来場してくださった子ども達やそのご家族に配る400個ほどの折り紙メダルは、こども学科1年生の全員で製作したものです。
天候にも恵まれ、学生たちが担当したお絵かきブースでは子ども達と一緒に絵を描いたり、音楽ブースでは打楽器でミニ演奏会をしたり、その打楽器のリズムに合わせてパラバルーンをしたりと、存分に楽しみました。
さらに、参加した子どもと手をつないでブースを回る学生も見られ、楽しくコミュニケーションを図っていたようです。
障がいの有無に関係のない、インクルーシブな社会を体験する機会となりました。

五橋地域包括支援センター ふれあいカフェ

五橋地域包括支援センター×看護学科

地域包括支援センター主催のふれあいカフェで、参加された高齢者の皆様の血圧測定をさせていただきました。血圧は、参加の皆様が大変気にされている値でした。
参加学生と楽しく会話をされながら、普段の血圧値や、飲んでいる薬、体調など会話が弾んでおりました。

被災高齢者の交流支援

被災高齢者 × 看護学科

ボランティアサークルkangoの学生と共に、災害復興住宅の集会所等において交流支援を行っています。
血圧測定、マッサージ、笑いヨガ、ストレス対処能力を高めるワークショップとしてものキムチ作りです。

開催日/令和7年3月15日(土)10:30~13:30

看護学部1年5名、看護学科2年5名、教員7名、被災高齢者・家族18名が参加しました。
血圧測定の後、恒例のキムチ作りで楽しく交流しました。美味しいキムチが出来上がりましたよ!!

楽天野球団救護室ボランティア活動

楽天野球団×地域連携推進委員会

公式戦日程のうち、土曜日開催(13回)の早番(3.5時間)を活動対象枠とし、医療系学科の教員および学生を募集し実施しました。

実施期間:令和 6 年 4月 6日 ~ 令和 6年 10月 7日

教員11名(看護×8名、リハ×2名、救急×1名)、学生24名(看護×16名、リハ×8名)が参加しました。
救護室利用者は約40名で、熱中症、体調不良、打球打撲裂傷等の救護に対応しました。教員・学生ともに良い経験となり、楽天野球団からも継続の希望がありました。

東北・みやぎ復興マラソン2024 ボランティア活動

東北・みやぎ復興マラソン ボランティア事務局×地域連携推進委員会

震災から13年、復興支援を目的に参加してくれた沢山のランナーさんに感謝しながら、参加者のみなさんに気持ちよく走っていただけるよう仙台青葉学院大学・短期大学は地域と共にボランティア活動を行っています。
令和6年度は学生81名、教員7名が参加しました。
美田園駅前14エイドの給水ポイントでは学生58名・教員5名が、フィニッシュ会場(名取市文化会館)では学生23名・教員2名が救護活動を行いました。

地域における健康づくり支援

大和町「なないろ健康マルシェ」×歯科衛生学科

大和町で地域医療に取り組むクリニックの主催で行われた健康まつり「なないろ健康マルシェ」に参加し、地域住民の方々へ口腔の健康づくり支援活動を行ってきました。
歯周病、飲み込みの状態チェックシートを活用して、全身疾患予防への健康活動と摂食嚥下指導を行いました。また、クリニックに勤務するリハビリテーション科専門医および家庭医療専門医から医科と歯科との連携について話を伺い、地域医療の大切さを学ぶ大変よい機会となりました。

育児支援教室 わかばのもり

育児支援教室 × 看護学科・リハビリテーション学科・中央キャンパス事務

「わかばのもり」では、子育てに関する知識の普及や、交流促進を通じて子育てに対する不安の軽減、孤立防止などを目的とした支援活動を行っています。
2024年度には看護学科と連携し、子育て支援者を対象に「小児救急対応研修会」を開催しました。参加者からは「ぜひ他の支援者にも受講してほしい」との声が寄せられ、児童館での出張開催も実現しました。

また、「せいよう祭」では、ミニ講話「親子で考える生命(いのち)の安全教育」の実施や、遊び・赤ちゃんのお世話体験コーナーの提供などを行いました。

さらに、「みんなで子育てフェスタ&健康フォーラム」では、看護学科・リハビリテーション学科・栄養学科が協力し、食事や発達に関するミニレクチャー、子育て相談、妊婦体験コーナーを設け、知識提供に加えて遊びや体験を通じた交流の場も提供しました。
今後も、学科やキャンパスを超えて、教職員・学生が力を合わせて、地域貢献を目的とした子育て支援活動を続けていきたいと考えています。

青葉いきいきカフェ(認知症カフェ)の開催

地域住民との交流×リハビリテーション学科

近隣の地域の方を対象に、長町キャンパスにて「青葉いきいきカフェ」を開催しました。
月1回土曜日の10時から12時までの2時間、心身の健康に関心のある皆さんと茶話会や作業活動、モルックなどのスポーツをして楽しみました。
学生担当のコーナーも毎回好評で、学生の提供したテーマから発展し、地域の皆さんの豊富な話題や健康への関心の高さなどに触れ、お互いに学びと気づきの時間になりました。
今後も学生とともに、地域の皆さんが健康でいきいきと生活するための情報発信・共有の場、仲間づくりの場になるよう取り組んでいきたいと思います。

仙台七夕まつりへの参加

荒町七夕2024×こども学科

未来の保育者として、自らが暮らす街の伝統行事に触れ学ぶ機会として、笹飾りの制作を行いました。仙台七夕の特徴であるくす玉に花紙で装飾をし、「七つ飾り」と共に、12メートル級の竹飾りを作成しました。

8月6日~8日の仙台七夕の期間、大学近くの大通りである清水小路に飾られ、地域の方々に見ていただきました。学生が作った飾りは地域の中でもかなり大きな立派なものを作成することができ、荒町商店街様より「子まもり賞」をいただきました。

訪問看護 Greenery Caféの運営

Greenery Café×看護学科

訪問看護Greenery Café(グリナリー カフェ)は、訪問看護師同士の交流により高めあうピアサポートの場の提供を目的としています。
初年度の活動として、県内の訪問看護ステーションで新卒・新人訪問看護師の受入れについての話し合いを行いました。また、実習指導や若手訪問看護師の育成に役立つ「訪問看護師のための困難解決型実習指導支援プログラム」を提供しました。今後は、時間や場所を選ばずに参加できる訪問看護Greenery Café(グリナリー カフェ)のオンライン開催や情報を共有できるホームページの提供も予定しています。

※以下は訪問看護師のための困難解決型実習指導支援プログラムの一部です。

卒業教育プログラム

理学療法士×リハビリテーション学科理学療法学専攻 卒業生

この卒後研修会は本学リハビリテーション学科理学療法学専攻の卒業生、主に1~2年目を対象に、各専門領域の理学療法士に講師をお願いし、臨床に応用できる知識・技術など在学時には学べなかった専門性の高い内容について学ぶことを目的としています。
本年からは「エキスパートとともに考える理学療法」と題し、各分野のスペシャリストに講義および技術指導を行っていただく企画をシリーズとして行いました。
また、このシリーズは、参加者を卒後5年目までに拡大し、より多くの卒業生に良いものを還元できるようにしました。参加された卒業生には、これをきっかけに生涯学習、自己研鑽につなげていっていただくことを祈念します。

調理の科学体験教室

地域交流×栄養学科

栄養学科では、地域の小学生、中学生、高校生の皆さんを対象とした「調理の科学体験教室」を開催しました。テーマは、「果物のたんぱく質分解酵素の実験~キウイフルーツゼリーを作ってみよう~」です。実験では果物の持つ酵素の特性について学びました。そして、実習ではそれを踏まえてゼラチンと寒天を用いた2種類のゼリーを調理し、食べ比べを行いました。

参加者より、“酵素やゼラチンと寒天の違いについて学ぶことができた”、“もっと料理のことを学びたい”などの感想が挙げられ、調理科学に興味を持つ機会へと繋がったようです。

一歩踏み出そう!

地域交流×看護学部

働く20代の女性が3名集まり、ハーバリウムを作りながら静かに和やかにぽつぽつと、ライフステージとキャリア形成について思うことを話し合いました。
おいでくださった皆さん、どうもありがとうございました。

第12回全国ライフストーリーワーク実践・研究交流会(in仙台青葉学院短期大学)

全国LSW実践・研究交流会×こども学科

ライフストーリーワーク(LSW)とは、児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもたちが、自分の生い立ちを理解し、未来に向かって、前向きに生きていけるよう支える取り組みです。現在、社会的養護の領域で全国的に広まっています。

こうしたLSWに取り組む全国の施設や児童相談所の方々が集まって意見交換・交流を行う「全国LSW実践・研究交流会」を、生涯発達心理学ゼミが主催しました(五橋キャンパス  2024.12.7-8、共催:みやぎ里親支援センターけやき)。

また、生涯発達心理学ゼミの2年生たちは、全国から参加した児童相談所・児童養護施設・乳児院の職員や里親らにインタビューを行い、学びを深めるとともに、参加者同士の交流促進をはかる役割も担いました。

臨床実習関連病院の研究活動支援

研究活動支援×リハビリテーション学科

臨床実習先の病院において、症例に対する研究疑問を解決するために、大学教員の知識と経験を活かした臨床家のための研究活動支援を実施しました。
第1回目は、本学の網本学部長により、「臨床研究のムコウ 症例研究からはじめよう」というテーマで講演を行いました。
また、第2回目は、「若手研究者(臨床家)情報交換会 ~研究の進め方」というテーマで、教員2名(大和田・小松)で参加しました。講演や情報交換会後は、質問も多く、有意義な研究支援の交流となりました。今後も継続していきたいと思います。