副学科長・作業療法学専攻長・教授
齋藤 佑樹 さいとう ゆうき / Yuki Saito
学歴
帝京平成大学大学院環境情報学研究科環境情報学専攻 修士課程修了
学位・資格等
- 修士(環境情報学)
- 作業療法士(第23513号)
- AMPS認定評価者(登録番号14442)
- 第41回理学療法士・作業療法士・言語聴覚士養成施設等教員講習会修了
- 韓国中央大学校医科大学解剖学教室人体解剖実習修了
主な職歴
- 一般財団法人太田綜合病院附属太田熱海病院
- 学校法人こおりやま東都学園郡山健康科学専門学校
- 生愛会ナーシングケアセンター(介護老人保健施設)
- 学校法人共済学院日本保健医療大学
- 東京都台東区松が谷福祉会館(重度心身障害者支援)
担当科目
- 作業療法学概論
- 基礎作業学
- トランスレーショナルセミナーⅠ
- 運動学演習
- 作業療法理論
- 作業療法研究法
- 疾患別作業療法評価学実習Ⅰ
- 身体機能作業療法学実習
- 病気別作業療法学実習Ⅰ
- 病気別作業療法学実習Ⅱ
- 高次神経障害作業療法学
- 臨床作業療法演習Ⅱ
- 臨床作業療法演習Ⅲ
- 専門支持科目特別演習
- 専門展開科目特別演習
研究テーマ
- 目標設定
- 作業に焦点を当てた実践
- 作業選択意思決定ソフト(Aid for Decision-making in Occupation Choice:ADOC)の臨床応用
主要論文
- 学校作業療法を円滑に実践できるようになるまでのプロセス-障壁やその対処方法に関する質的研究-. 作業療法42巻5号:630-637,2023
- クライエント中心に基づく生活目標の設定時におけるクライエントの主体的な意思決定に必要な要因の検討: 作業療法士によるフォーカスグループインタビューを通して. 作業行動研究27巻2号:100-110,2023
- ADOC の臨床および研究での活用状況に関するスコーピングレビュー. 作業療法42巻3号:309-318,2023
- Longitudinal Process of Setting and Achieving Activity- and Participation-Level Goals in Home Rehabilitation in Japan: A Qualitative Study Using Trajectory Equifinality Modeling. Int. J. Environ. Res. Public Health 2023, 20(9), 5746; https://doi.org/10.3390/ijerph20095746
- 上肢の使用に不安が強い肘頭骨折患者に対して活動・参加レベルの目標設定を通して段階的に行動変容を支援した実践報告. 日本臨床作業療法研究第10巻1号:8-12,2023
- 我が国における認知症者に対する多職種連携支援に関するスコーピングレビュー. 仙台青葉学院短期大学 研究紀要 青葉Seiyo第14巻1号:195-201,2022
- 結婚や出産を経験した女性作業療法士がワークスタイルを確立するまでのプロセス分析−複線径路等至性モデリング(TEM)を用いた分析−. 仙台青葉学院短期大学 研究紀要 青葉Seiyo第14巻1号:177-184,2022
- 臨床実習における学生の課題認識−テキストマイニングによる自由記述の可視化の試み−. 仙台青葉学院短期大学 研究紀要 青葉Seiyo第14巻1号:157-166,2022
- Information bias in the Canadian Occupational Performance Measure: A qualitative study. Article first published online:May 11,2022
- 訪問リハビリテーションに従事する作業療法士が対象者の活動・参加レベルの目標達成を支援するプロセス-複線径路等至性アプローチ(TEA)による分析の試み-. 作業療法41巻2号:226-238,2022
- 作業科学の学習経験が作業療法学生に与える影響 -SCATを用いたフォーカスグループインタビューの分析を通して-. 作業療法41巻4号:391-399,2022
- 視神経脊髄炎を呈した事例のQOL向上に向けた目標設定の工夫と行動変容アプローチ. 日本臨床作業療法研究 No.9:16-29,2022
- 精神科臨床実習を経験した学生の体験談が未経験学生に与える影響-精神障害に関する興味関心,社会的距離,イメージの変化-. 作業療法教育研究第21巻第2号:2022
- 脳卒中上肢麻痺を呈した患者に対してADOC-Hを用いて麻痺手の使用行動に関する行動変容を段階的に進めた事例報告. 作業療法40巻4号:2021
- Reproducibility between robot and human movements: preliminary development of the robotic device reconstructing therapeutic motion. Journal of Ergonomic Technology. Vol.20,No.1,2020
- 訪問リハビリテーションにおける目標指向的な自主練習の習慣化に向けた介入-目標設定にADOCを活用して-. 訪問看護と介護.25巻9号:2020
- Routine use of the Canadian Occupational Performance Measure in the real-world setting: A retrospective cross-sectional study in Japan. British Journal of Occupational Therapy.2020. Mar 5. https://doi.org/10.1177%2F0308022620905444
- 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の応用的使用により作業の共有と多職種連携が促進された事例. 作業療法38巻6号:2019
- Differences between the occupational therapy goal of clients and of therapists affect outcomes for patients in subacute rehabilitation wards: A case-control study. The Journal of Physical Therapy Science. Vol.31,No.7,2019
- Determining whether occupational therapy goals match between pairs of occupational therapists and their clients: A cross-sectional study. Journal of Disability and Rehabilitation.2019 Jul 28:1-6
- 復職に自信がもてない脊髄損傷者に対する実動作練習と周囲の巻き込みを重視した退院後支援. 臨床作業療法研究 第6巻1号.2019
- 高齢者に対する若手作業療法士の物語的リーズニング使用時の経験に関する予備調査. 作業療法教育研究第18巻第12号:23-28,2019
- ADOCが作業療法面接に与える影響-アンケート調査による探索的研究-. 作業療法36巻3号:2017
- 無作為比較試験でAssessment of Motor and Process Skills(AMPS)を用いるための予備的検討 動画を用いた信頼性の検討. 日本臨床作業療法研究 No.2:19-24,2015
- Examination of a cut-off score to express the meaningful activity using iPad application (ADOC). Disability and Rehabilitation : Assistive Technology Vol.10,Issue2,126-131,2015
- 作業療法面接における作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の影響に関する論文. 帝京平成大学大学院環境情報学研究科博士課程前期修士論文
- Comparison of occupation-based and impairment-based occupational therapy for subacute stroke: a randomized controlled feasibility study. Clinical Rehabilitation. Aug2015,Vol.29,Issue 8,752-762,2014
- 20世紀から21世紀にわたる日本の作業療法研究の推移 学術誌「作業療法」の論文タイトルにおけるテキストマイニング分析. 日本作業療法臨床研究1巻1号:14-20,2014
- 作業療法におけるトップダウンアプローチとボトムアップアプローチの実施状況-Webアンケートを使用した調査-. 神奈川作業療法研究4:11-17,2014
- 作業療法目標設定におけるShared Decision Makingの可能性 – 回復期リハビリテーション病棟に従事している作業療法士へのインタビューから -. 神奈川作業療法研究4:27-32,2014
- リハビリテーションの介入方法を共有するためのWebサイトの開発 -みんなのリハプランの紹介-. 日本作業療法研究学会雑誌15(2):35-40,2013
- 脳卒中急性期におけるトップダウンアプローチの実践報告 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を使用して. 神奈川作業療法研究3:27-31,2013
- 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いた認知症クライエントと作業療法士の意思決定の共有と協働. 作業療法32巻1号:55-63,2013
- Reliability and validity of individualized satisfaction score in Aid for Decision-making in Occupation Choice(ADOC). Disability and Rehabilitation Vol.35,Issue2,113-117,2013
- 作業遂行に対する満足度を包括的にスクリーニングするための評価法開発. 日本作業療法研究学会雑誌14(2):17-22,2011
- 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)を用いた失語症のあるクライエントと作業療法士との意味のある作業の共有. 作業療法31巻1号:21-31,2012
- 作業選択意思決定支援ソフト(ADOC)の満足度測定における妥当性の検証. 日本作業療法研究学会雑誌14(1):29-31,2011
- 整形外科系回復期リハビリテーション病棟における患者満足度の検討 バーセル指数および疼痛と関連して. 太田綜合病院学術年報42号:25-31,2008
- 整形外科系回復期リハビリテーション病棟における患者満足度の検討. 太田綜合病院学術年報41号:13-17,2007
主な著書・翻訳
- 活動・参加を支援する!訪問看護・介護・リハビリテーション. CBR. 2024
- 作業療法の曖昧さを引き受けるということ. 医学書院. 2023
- シンプル作業療法学シリーズ 作業療法学概論テキスト. 南江堂. 2023
- 作業で語る事例報告 作業療法レジメの書きかた・考えかた(第2版). 医学書院. 2022
- 5つの臨床推論で整理して学ぶ作業療法リーズニングの教科書. メジカルビュー社. 2022
- Platinum TEXT Library 臨床作業療法NOVA Vol.19№3 2022年秋号 「作業療法と臨床判断」. 2022
- 臨床作業療法NOVA. 「当事者」と作業療法. 青海社. 2021
- 続12人のクライエントが教えてくれる作業療法をするうえで大切なこと. 三輪書店. 2021
- 臨床作業療法NOVA 17巻2号作業療法と目標設定. 青海社. 2020
- 臨床作業療法NOVA 17巻1号作業療法マネジメント. 青海社.2020
- 標準作業療法シリーズ専門分野 臨床実習とケーススタディ 第3版. 医学書院. 2020
- 12人のクライエントが教えてくれた作業療法をするうえで大切なこと. 三輪書店. 2019
- 改訂第2版 OT臨地実習ルートマップ. メジカルビュー. 2019
- 脳卒中リハビリテーション Vol4. 目標設定. gene. 2019
- 작업으로 이야기하는 작업치료(韓国語版『作業で語る事例報告』). 2018
- PT・OTビジュアルテキスト 身体障害作業療法学1 骨関節神経疾患 編. 羊土社. 2018
- 標準作業療法シリーズ 専門分野 基礎作業学第3版. 医学書院. 2017
- 作業療法を観る. CBR. 2017
- 作業で結ぶマネジメント. 2016
- 高齢者のその人らしさを捉える作業療法. 文光堂. 2015
- 作業で語る事例報告. 医学書院. 2014
- AMPS事例集 第4版. 日本AMPS研究会. 2011
【主な出版物】
- 特別寄稿 第54回日本作業療法学会企画セミナー 作業の魅力・作業のちからを発揮するための臨床実践と実践報告の方法. 臨床作業療法研究 No.8:15-22,2021
- 『書評』宮沢賢治の童話で学ぶココロの寄り添い方. 臨床作業療法NOVA Vol.17,No.4
- 『提言』目的を忘れずに手段を変え続ける. 月間作業療法ジャーナル54巻10号
- ひとをおもう(コラム)全12回連載. 月刊作業療法ジャーナル52巻4号~53巻3号
- わかりやすい論文を書くために−文献の読み方・使い方− 第5回「巨人の肩の上に乗る」(臨床研究講座). 作業療法35巻5号:455-461,2016
他
学会発表等
- 訪問リハビリテーションに従事する作業療法士が対象者の活動・参加レベルの目標達成を支援するプロセス:複線径路等至性アプローチ(TEA)による分析の試み.第55回日本作業療法学会 宮城(優秀演題賞受賞)
- Comparison of the Perception of Occupational Therapists and Clients regarding Goals and the Goal Setting Process. 第5回日本臨床作業療法学会学術大会,第1回国際学会 福岡
- Determination of the cutoff score for expressing meaningful occupations using Aid for Decision-making in Occupation Choice. 第16回世界作業療法士連盟大会,第48回日本作業療法学会 横浜
他 82本
共同研究・競争的資金等の研究
- 科学研究費助成事業(若手研究B)「脳卒中片麻痺上肢に対するアームロボットを用いた反復運動練習の効果検証」研究代表者
- 科学研究費助成事業(基盤研究B)「リハビリテーションにおける活動と参加レベルの行動変容を促す目標設定アプリの開発」研究分担者
- 科学研究費助成事業(基盤研究C)「訪問リハにおける利用者の活動・参加を促進する目標設定プロセスの理論化と実証研究」研究代表者
社会活動等
- 株式会社エシカル郡山 学術顧問
- 宮城刑務所 機能訓練アドバイザー
- MOOK 『臨床作業療法NOVA』(青海社)編集顧問
- 日本臨床作業療法学会 理事
- 学術誌 『日本臨床作業療法研究』 査読委員(2014−現在)
- 日本作業療法士協会 作業療法全国学会 演題査読委員(2015−現在)
- 株式会社 gene 講師
- 株式会社 リハテックリンクス 講師
受賞
- 第55回日本作業療法学会 優秀演題賞 「訪問リハに従事する作業療法士が対象者の活動・参加レベルの目標達成を支援する径路:複線径路等至性アプローチ(TEA)による分析」
- 第8回日本臨床作業療法学会学術大会 大会特別賞 「作業科学の学習経験が作業療法学生に与える影響 ーSCATを用いたフォーカスグループインタビューの分析を通してー」
- 2022年 学術誌 『作業療法』 最優秀論文賞 「訪問リハビリテーションに従事する作業療法士が対象者の活動・参加レベルの目標達成を支援するプロセスー複線径路等至性アプローチ(TEA)による分析の試みー
講演等
大分県作業療法協会 生活行為向上マネジメントアドバンス研修会 大分. 2017
第37回近畿作業療法学会 教育講演 奈良. 2017
第20回群馬県作業療法学会 基調講演 群馬. 2017
第12回新潟県作業療法学会 基調講演 新潟. 2015
第1回日本臨床作業療法学会学術大会 特別講演 神奈川. 2014
第55回作業療法全国研修会 司会企画講座 教育講演 奈良. 2014
他 約90本
所属学会
- 日本ヘルスリテラシー学会
- 日本メディカルコミュニケーション学会
- 日本医療通訳学会
- 日本ヘルスマーケティング学会
- 日本医学サイエンスコミュニケーション学会
- 日本医療コミュニケーション学会
- 日本作業行動学会
- TEAと質的研究学会
- 日本臨床作業療法学会(理事)
- 日本ヘルスコミュニケーション学会
- 日本作業療法士協会
- 宮城県作業療法士会
- 福島県作業療法士会