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理学療法士の将来性は大丈夫?供給過多説とAIへの不安をデータで解説

「理学療法士はやめとけ」「理学療法士は増えすぎていて、将来仕事がなくなるのではないか」——理学療法士を目指すお子さんを持つ保護者の方の中には、そんな話を耳にして不安を感じている方もいるのではないでしょうか。国家資格を取得しても就職先が見つからなかったら、という心配は当然のことです。この記事では、理学療法士の「供給過多」説の実態と、高齢化・AIの進展が需要にどう影響するのかをデータで整理し、将来性をどう捉えればよいのかを解説します。

理学療法士は「増えすぎ」なのか、供給過多説の実態 高齢化とAIの進展は理学療法士の需要にどう影響するか 「なくなる仕事」ではなく「選ばれる理学療法士」になるために 仙台青葉学院大学 リハビリテーション学部で目指すなら まとめ

理学療法士は「増えすぎ」なのか、供給過多説の実態

理学療法士の有資格者数は、養成校の増加とともにここ十数年で急速に増えてきました。平成31年に厚生労働省が公表した「理学療法士・作業療法士の需給推計について」では、2040年頃には供給が需要の約1.5倍に達するとの試算が示されています。

(出典:厚生労働省「理学療法士・作業療法士の需給推計について」平成31年

ただし、この数字だけを見て不安になるのは早計です。理学療法士を含む医療技術職の有効求人倍率は比較的高い水準で推移しており、資格を持つ人に対して求人自体は依然として多い状況が続いています。

(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況」

「供給過多」といっても実態は全体の人数バランスの話であり、都市部の急性期病院や給与水準の高い大手施設には応募が集中する一方、地方の病院や介護領域では採用が思うように進まない、という地域・職域による偏り(ミスマッチ)が大きな要因になっています。就職先の選び方次第で、将来の見通しは大きく変わってくるといえるでしょう。

高齢化とAIの進展は理学療法士の需要にどう影響するか

日本の高齢化率は2025年時点で29.4%に達しており、2070年には38.7%まで上昇すると見込まれています。

(出典:内閣府「令和8年版高齢社会白書」

リハビリテーションの対象となるのは高齢者が中心であるため、高齢化が進むほど理学療法士が必要とされる場面は増えていく見通しです。近年は病気やケガをしてからのリハビリだけでなく、要介護状態になることを防ぐ「予防」の分野にも活躍の場が広がっており、需要の裾野はむしろ拡大しつつあります。

AIによる代替への不安についても、AIは姿勢や歩行の分析、リハビリプログラムの提案支援など、理学療法士の業務を支援するツールとして活用が進むと考えられます。今後は、AIを活用しながら、患者一人ひとりの状態に応じた評価やコミュニケーション、訓練内容の調整といった理学療法士ならではの専門性を発揮することが、より重要になると考えられます。

理学療法士と作業療法士の違いについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事:[理学療法士と作業療法士の違いは?]

「なくなる仕事」ではなく「選ばれる理学療法士」になるために

供給過多やAIへの不安を解消するために大切なのは、資格を取得して終わりにせず、専門性をどう高めていくかという視点です。急性期・回復期・生活期・予防分野など、理学療法士が活躍する場は多岐にわたります。そのため、特定の分野に強みを持つことは、将来の選択肢を広げることにつながるでしょう。

また、就職先を検討する際には、地域や分野によって求人状況が異なることも踏まえながら、自分に合った進路を幅広く検討することが大切です。在学中から現場に近い実習・演習を重ね、幅広い分野に対応できる基礎力を身につけておくことが、供給過多といわれる時代を見据えた進路選びの近道になるのではないでしょうか。

仙台青葉学院大学 リハビリテーション学部で目指すなら

仙台青葉学院大学のリハビリテーション学部(理学療法学専攻)では、人間愛や生命の尊厳を大切にしながら、高い倫理観と専門的な知識・技術、分析力や判断力を備え、生涯にわたって学び続け、地域の保健医療福祉の向上に貢献できる理学療法士の育成を目指しています。

(出典:仙台青葉学院大学 リハビリテーション学部 養成人材像

知識・技術の習得にとどまらず、学生同士がペアになって評価・治療技術を練習する演習を多く取り入れており、実践を通じて専門性を積み上げていける環境が整っています。

同じ学部に作業療法学専攻も併設されているため、実習や演習を通じてPT・OTそれぞれの専門性の違いを体感しながら学べる点も特徴です。国家試験対策は1年次から始まり、学生一人ひとりの理解度に合わせたきめ細かいサポート体制が整っているため、供給過多といわれる時代においても、着実に専門性を身につけて就職につなげていきやすい環境だといえるでしょう。「実際にどんな就職先があるの?」「地域医療に強い学校なの?」といった具体的な疑問は、パンフレットだけでは分かりにくい部分も多いはずです。

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リハビリテーション学部のカリキュラムや実習内容、国家試験対策、就職・進学実績など、パンフレットには進路選びに役立つ情報がまとまっています。

オープンキャンパスとあわせて、ぜひ具体的な情報を確認してみてください。

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まとめ

理学療法士に向いている人の特徴としては、コミュニケーション能力、観察力・洞察力、体力、向上心・学習意欲、忍耐力の5つが挙げられます。同じリハビリ職である作業療法士とは、身体機能の回復に関心が向くか、生活全体への支援に関心が向くかという点で適性の傾向が異なります。自分に向いているかどうかを見極めるには、部活動や身近な人のサポート経験を振り返ることに加えて、実際に養成校のオープンキャンパスで体験授業に参加してみることが一番の近道です。仙台・宮城で理学療法士を目指している方は、まずオープンキャンパスで実際の学びの環境を体験してみることをおすすめします。