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【看護学科】「仲間(ピア)だから、話せることがある」―思春期ピアカウンセリング活動のご紹介
本学では2024年度より、思春期世代の若者が自分も相手も大切にし、性や心身の変化について安心して語り合える力を育むことを目的に、「思春期ピアカウンセリング」活動を開始しました。
この活動に取り組む「思春期ピアカウンセラー」とは、同世代同士の共感と信頼をもとに、悩みや不安を共有し合う仲間のことです。「ピア(peer)」は英語で「仲間」という意味で、年の近い人同士だから話しやすいという特徴があります。本学では日本ピアカウンセリング・ピアエデュケーション研究会による研修を受けた学生が、ピアカウンセラーとして、こどもや若者と同じ目線で対話やサポートを行っています。
これまでに、児童館での交流や本学の学園祭である「せいよう祭」ブースの出展などを実施しました。参加者からは「話しやすかった」「もっと話したいと思えた」といった声が寄せられ、ピアカウンセリングの意義と可能性を実感しています。
今後も地域と連携しながら、思春期世代の心に寄り添う活動を継続していく予定です。