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【看護ボランティアサークル活動紹介】キムチ作りを通じた交流ボランティアに参加しました

仙台青葉学院大学看護学部および仙台青葉学院短期大学看護学科の「ボランティアサークルKango」の学生と教員が、3月15日(土)に南三陸町の歌津復興交流センターで行われたキムチ作りに参加しました。「ボランティアサークルKango」では、東日本大震災で被災した南三陸町の高齢者の皆さまと、毎年キムチ作りを通じて交流を行っています。

学生たちは、塩漬けされた白菜にヤンニョム(キムチ用の合わせ調味料)を塗り、樽に詰める作業を行いました。初めての慣れない作業ではありましたが、地元の方々から一つひとつ丁寧に教えていただき、何気ない会話も楽しみながら、多くのキムチを作ることができました。作ったキムチは、参加者の皆さまだけでなく、今回は参加できなかった被災された高齢者の方々にも配布されました。また、参加者一人ひとりの血圧を測定し、作業前の健康チェックも行いました。

その後、仙台市若林区にある「せんだい3.11メモリアル交流館」を訪問し、実際に被災された高橋様から、当時の体験談や教訓について直接お話を伺うことができました。

学生たちは、この活動を通じて、震災や地域福祉について改めて深く考える貴重な機会となりました。いつも温かく迎えてくださる南三陸町の皆さま、そして貴重なお話をお聞かせくださった高橋様に、心より感謝申し上げます。