言語聴覚学科3年生と歯科衛生学科3年生を対象に、臨床現場におけるチームアプローチを学ぶ合同授業を実施しました。
医療現場では、患者様が抱える多様な問題に対し、各専門職が連携しながら最適な治療方針を決定していきます。今回の授業では、その一環であるカンファレンス(症例検討会)を疑似体験し、現場で求められる多職種連携の重要性について学びました。
授業では、言語聴覚学科と歯科衛生学科の学生たちがそれぞれの専門的な視点から意見を出し合い、患者様の抱えている問題点を整理。グループごとにアプローチ方法を検討し、発表を行いました。
質疑応答を交えながら各グループの考察を全員で共有し、さらなる知識の修得へとつなげました。
学生からは、「限られた時間内で意見をまとめる難しさを感じたものの、同じ学科内では得られない多様な視点に触れることができ、有意義な時間だった」との感想が多く寄せられました。
この授業を通じて、学生たちは臨床現場さながらのチーム医療の在り方を体験し、卒業後すぐに現場で活躍できる力を養います。