ゼミ紹介

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2年制 / 定員100人

五橋キャンパス

2年制 / 定員100人

五橋キャンパス

基礎演習Ⅰ・Ⅱ(ゼミ)の特色

1年生 基礎演習Ⅰ

1年生の基礎演習Ⅰでは、高校までに培った基礎力をさらに伸ばし、高等教育機関である大学での学びをさらに深められるように応用力を身につけます。

特色

  1. 1学年を通して丁寧な指導が行き届くように少人数(6~10名程度)のグループ(ゼミ)を構成します。
  2. グループごとに常勤の専任教員を配置し、授業を行うだけではなく学修や進路、大学生活のサポートを行います。
  3. 授業は演習形式が中心となります。教材開発やロールプレイ、学外見学など実践や体験を通して学びを深めていくためのプログラムを数多く設定しています。
  4. 実践力の向上と並行してアカデミックスキルを養い、情報を適切に分析する力や発信する力を伸ばしていきます。

2年生 基礎演習Ⅱ

2年生の基礎演習Ⅱでは、1年次に培った力を基にして、より専門性を深めていくための学修を行います。10の専門分野のなかから1分野を選択し、保育者の専門性や可能性をさらに拡大させていくための学びを展開していきます。

特色

  1. 基礎演習Ⅰと同様に、1分野あたり6~10名程度のグループ(ゼミ)を構成します。
  2. 1分野ごとに常勤の専任教員を配置します。ゼミ担当教員は、教育・研究・実践等において十分な経歴を備えています。教員自身の専門性を活かした学修内容を日々の授業のなかで展開していきます。
  3. グループディスカッション、専門書講読、教材開発、アンケート調査、園訪問、施設見学、各種イベントでの実践など、ゼミごとに多様な学修方法を設けています。すぐに実践で活用できる力と、生涯にわたって発揮できる力の両者を育むことを重視しています。
  4. ゼミ担当教員が中心となって、学修や就職・進学、大学生活のサポートを行います。加えて、すでに関係ができている1年次のゼミ担当教員や、交流のある他ゼミの教員にも相談を行うことができるので手厚いサポートを受けることができます。

基礎演習Ⅱ 各分野(ゼミ)の概要

音楽

人間にとっての音楽の存在や保育における音楽について学びを深めます。また、子どもの歌や表現のための音楽のアレンジ方法や作曲法を学び、創作活動や実践を行います。諸活動を通し「全ての子どもにとって豊かな音楽」ということについて考えを深め、自ら表現者として活躍する保育者を目指します。

  • 音楽を通した表現力の育成
  • 音楽を活かした保育実践
  • 子ども・保護者・保育者をつなぐ音楽

環境教育

気候変動などの現代の環境問題について理解を深めます。自分たちの身近な問題として環境問題を理解し、まずは自分の考えや日々の行動を見直すことに挑戦します。そして、その経験を活かして教材作成などを行い、環境という切り口から子どもたちの学びを支えていく知識と技術の修得を目指します。

  • 環境問題の最前線
  • 教育教材の開発
  • 幼児教育の実践力向上

教育学

教育という視点から子どもをとりまく現代の諸課題について理解を深めます。浮かび上がった課題に対して保育者としての改善策を見出し、教材作成、保護者向けの発信等に活かします。従来の課題に限らず、日々新しく生まれる課題やテーマにも注目していきます。

  • 教育学の本質と実践方法の理解
  • 課題探求と解決力の向上
  • 幼児教育と義務教育の連携

教育臨床

心身の健康に配慮が必要な子ども・保護者のための支援について学びを深めます。具体的には、心理臨床学を基盤にしながら医療や教育が効果的に機能する支援の方法や専門機関との連携の在り方を探求します。低出生体重児や病児保育、育児ストレスなど、テーマの新旧に関わらず保育・幼児教育を取り巻く臨床的課題に注目します。

  • 子どもをめぐる臨床的課題の理解
  • 心理臨床学を基本とした支援方法の理解
  • 自治体や専門機関との連携

健康教育

心身の健やかな成長という視点を中心に据え、幼児期の遊びについて学びを深めます。まずは、遊びの基本となる身体の状況を踏まえ、子どもの運動遊びが発達に及ぼす影響について学びを深めます。その後に、具体的な展開方法について体験学習を通し理解を深め、保育現場で活かすことのできる実践力を身につけていきます。

  • 身体発達と支援方法の理解
  • 健康教育の展開方法の理解
  • 運動遊びの開発

児童文化

児童文化財は、既製物から自作物まで幅広く存在します。一方で、目的や意図を正しく理解されずに活用されているという課題を抱えています。さまざまな児童文化財の創作と保育実践により、適切に活用する力を身につけるとともに、常に「子どもにとって」という視点で児童文化財を取り扱えることを目指します。

  • 児童文化財の成り立ち
  • 発達に応じた児童文化財の活用
  • 児童文化財の開発

社会福祉

保育現場や児童養護施設、障害児(者)支援施設などで重要性が高まっている社会福祉援助技術の獲得を目指し学びを進めます。また、施設入所児や障害児(者)との具体的な関わりを通してコミュニケーションスキルを養うだけではなく、少子高齢化社会が抱える課題にも理解を深め、地域社会の発展に貢献できるような資質の伸長を目指します。

  • ボランティア体験を通した社会福祉の理解
  • コミュニケーションスキルの向上
  • 地域社会との協働

障害児保育

特別なニーズを掘り下げ、具体的な困り感の理解と必要とされる支援を理解できるようになることを目指します。当事者の視点に立った障害理解を基本にして、子どもや家庭への支援を学びます。また、バリアフリーとユニバーサルデザインの実際と課題を理解し、障害特性を考慮した教材等の開発について学びを深めます。

  • 障害支援の理解
  • 家庭支援の理解
  • 障害を考慮した教材の開発力

生涯発達心理学

保育を通して子どもたちの「今」を支えることが、児童期・思春期・青年期にわたる子どもの育ちや家族の関係においてどのような意味をもつのか、生涯発達の視点から学びを深めていきます。また、家族の多様化が進む時代を見据えて、里親・養子縁組家庭や被災者など、さまざまな家族や生育のあり方を理解し、寄り添っていく力を養います。

  • 生涯発達に関わる諸問題の理解
  • 子ども理解のスキル向上
  • 心理学的理論に基づく支援の理解

保育学

保育学とは、保育の理論や思想、保育実践と保育方法の展開など多岐にわたります。そして現場では、知識・技術・理論等が一体となって、保育者の人間性(資質)を基盤として保育という「営み」として提供されています。実践等を通して「保育」の本質を探究すると同時に、最前線で活躍する保育者のキャリア形成や保育観についても理解を深めます。

  • 指導計画と保育実践のスキル向上
  • 保育者のキャリア開発
  • リーダー・管理者の資質理解