救急救命学科

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2年制 / 定員40人

中央第2キャンパス

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学科紹介

救急救命士は、傷病者のもとにいち早く駆けつけ、現場から病院等に搬送されるまでの間に救急救命処置を行うことができるプレホスピタルケアのスペシャリストです。
2021年10月の法改正で医療機関内での救急救命処置も可能となり、救急救命士の活躍の場は今後ますます広がっていくことが予想されます。

教育目標

  1. 命の尊さや人間としての在り方、多様な生き方についての理解を深化させ、職業人としての倫理観と豊かな人間性を涵養する。
  2. 救急救命の職務を適切に遂行し得る、科学的根拠に基づいた正確な知識と実践的な技術を身につけさせ、あらゆる現場において適切な判断を下すことのできる能力を養う。
  3. 人間関係の基礎となるコミュニケーション能力を修得させ、チーム医療の一翼を担う自覚と、関連職種と連携して活動できる協調性を培う。
  4. 課題や目標を自ら設定し、その克服や達成のために主体的に取り組み、生涯にわたり自己研鑽に励むことができる力を育む。

取得できる学位

短期大学士(救急救命学)

活躍が期待できる場

消防署、病院、救命救急センター、自衛隊、警察署、海上保安庁、警備会社、民間救急搬送会社 etc.

取得できる資格

  • 救急救命士国家試験受験資格
  • 社会福祉主事任用資格

救急救命士とは?

救急救命士の仕事内容

救急現場や救急車内でケガをしている人や病気の人に救急救命処置を施します。

また、止血処置やバイタルの測定などの一般的な医療活動のほか、心臓や呼吸の止まっている人に対し、無線で医師の指示を受けて点滴や気道の確保などを行います。

救急救命士の業務に就くには国家資格の取得が必須となっており、現場では救急医療に熱意をもった有資格者が求められています。

救急救命士の将来性

救急救命士は消防署で働くことが多く見受けられますが、活躍のフィールドは一つではありません。

近年、救急医療の重要度がますます高まっていることを背景に、民間の病院や自治体等の機関で救急救命士を配置する動きが増加傾向にあります。

また、2021年10月の法改正で医療機関内での救急救命処置も可能となり、専門知識や技術に長けた、救急救命士有資格者の人材ニーズが高まっています。
男性だけではなく女性の活躍も期待されており、今後活躍の場はさらに広がっていくと予想されます。

活躍のフィールド

カリキュラム

カリキュラム

科目紹介

救急救命医療概論

保険医療体制や各種制度についての知識を深め、救急搬送体制、ドクターカー・ドクターヘリでの診療について学修します。 救急救命士が担う救護体制について、実践的な知識を身につけます。

救急症候学Ⅰ

救急救命の現場において遭遇することの多い症候に関する知識を身につけます。主に意識障害、頭痛、痙攣、運動麻痺、めまい等について、それぞれの症候、症状、鑑別及び搬送法等を学修します。

感染症と災害医療

災害時には、多くの傷病者が発生し、衛生状態の悪化などにより感染症が発生する可能性が高まります。「災害医療」について概観し、感染予防策や感染防御について学修します。

地域福祉論

地域福祉の理念や歴史的背景を学び、地域福祉の基本的な考え方を理解します。先行研究や事例報告等を通し、具体的な地域課題への取り組み方を学修し、その課題に対処できる力を身につけます。

学びのポイント

実習について

臨地実習

救急救命士に求められる専門的な知識と技術を身につけるため、各医療機関において臨地実習を行います。医師やメディカルスタッフの指導のもと傷病者に接することで、病状や病態等の観察、判断の実際を学び、適切な救急救命を実践する力を身につけます。

【1年次】
救急救命シミュレーションⅠ・Ⅱ

傷病者の苦痛の軽減や症状の悪化防止に必要な応急処置等のシミュレーションを行い、救急救命処置の基本となる傷病者の観察と判断、応急処置に必要な知識と技術搬送法を修得します。
また、各救急救命処置に対応した器材の使用法や注意点等を理解し、実際の救急活動を的確に実践するための基本的技術を身につけます。

【2年次】
救急救命シミュレーションⅢ・Ⅳ

救急隊を編成して症候別の想定によるシミュレーションを行います。
一連の救急救命活動について、出場、救急現場、観察、処置、搬送、医療機関収容等、総合的な訓練を実施し、現場での安全管理、チーム医療活動等について体得します。
実践的な能力や技術を身につけ、救急救命士としての倫理観も養います。

【2年次】救急用自動車同乗実習

消防機関から出動する際等に、救急車に同乗して実習を行います。
出動の待機から、出動、救急現場、搬送、医療機関への引き継ぎ等あらゆる場面における救急救命士の活動を見学し、救急医療の実際や救急体制、消防機関における救急救命士の役割を理解します。

【2年次】臨床実習

これまで修得した救急医療に関する知識の整理、定着と救急救命処置技術の修得を目指します。
また、救急医療におけるチーム医療の実際を体験するとともにメディカルコントロールの重要性を認識し、医師の指示のもとで救急医療を担う救急救命士としての自覚と責任感を養います。

臨地実習のスケジュール

救急救命士国家試験・公務員試験 W合格プログラム

本学科では指導経験豊富な専任教員による国家試験対策授業と仙台大原と連携した公務員試験対策を実施します。
「救急救命士国家試験」と「公務員試験」のW合格に向けて学生一人ひとりを全力でサポートしていきます。

 

国家試験支援プログラム

国家試験対策授業

救急現場での実務経験豊富な専任教員が国家試験対策授業を行います。
最短の2年間での合格を目指し、学生一人ひとりの理解度に応じてきめ細かな指導を行い、個々にアドバイスしていきます。

公務員試験支援プログラム

Seiyo×仙台大原による公務員試験対策

公務員試験の合格に向けて、高い合格率を誇る仙台大原と連携し、1年次から試験対策を行います。
公務員試験独特の一般知能分野の受験科目について解法のテクニックを分かりやすく解説します。

施設・設備紹介

本学科では、救急の現場で即戦力として活躍できる人材を育成するため、最先端の設備機器などを導入し、充実した学修環境を整えています。救急救命処置に関する知識や技術の多くを、学内で身につけることが可能です。

就職サポート

救急救命士の就職先は消防署だけにとどまりません。
病院や救命救急センターなどの医療機関や自衛隊、海上保安庁、警察署、警備会社、民間救急搬送会社など活躍の場は広がっています。本学科では学生総合支援センターのスタッフと現場経験豊富な教員が連携をして学生一人ひとりの希望に応じた支援を行っています。

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